13. 免疫と密接につながっている「腸」

花粉症対策

腸には免疫細胞の60ないし70%が集中している

バランスが崩れた免疫システムを改善するためには、生活環境や食生活を見直すことが大切ですが、こうした環境調整は一朝一夕にはできません。

また、たとえできたとしても、アレルギー症状はすぐによくなるものではなく、加齢による衰えにはあらがいようがありません。

しかし、免疫システムのバランスを劇的に改善するいい方法があります。
それは「腸内環境」を整えることです。

近年、免疫システムには「腸」が大きく関わっていることが分かってきました。

腸は「食べものの消化吸収」や「便の排泄」を行うための器官です。

口に入れた食べものは、食道を通って胃に運ばれ、胃酸によってドロドロに消化されたあと、小腸に運ばれて栄養分を吸収されていきます。

この小腸の長さは成人では5ないし7メートルもあり、広げると面積はテニスコート1面分くらいにもなり、24時間休みなく動き続けています。

さらに小腸は十二指腸、空腸、回腸に分かれています。

十二指腸では肝臓と膵臓の消化液が流れ込み、胃で消化しきれなかった食べものの消化を助けます。

小腸の腸粘膜の表面からも消化酵素が分泌され、食べものはアミノ酸やブドウ糖、脂肪酸などに分解されていきます。

小腸の腸粘膜には多数のヒダがあり、ヒダの表面には長さ1ミリ弱の小さな「絨毛」という突起がびっしりとついています。

消化酵素によってドロドロになった食べものは、腸の収縮・弛緩によって移動しながら、絨毛から栄養分が吸収されていきます。

小腸で吸収された栄養はその大半が肝臓に運ばれ、肝臓から心臓を経由して、血流に乗って全身へと運ばれます。

一方、栄養分が消化吸収された残りカスは大腸に運ばれ、腸内細菌による発酵・分解が進み、最終的に便になって排出されます。

このように、腸は栄養分を消化吸収する働きをします。

しかし、運ばれてくる食べものにはさまざまなウィルスや細菌が付着しているので、腸のなかは数多くのウィルスや菌にさらされています。

つまり、腸はこうした有害物質を体内に吸収してしまいやすい場所ともいえるのです。

そのため、腸には身体にある免疫細胞の60~70%が集まっています。

有害な物質が腸から体内に吸収されてしまわないように、腸内では免疫細胞が24時間365日休みなく有害な細菌やウィルスをブロックして守ってくれているのです。

腸内の、特に免疫細胞が多く集まっている場所を「パイエル板」(免疫細胞をつかさどる器官)といいます。

パイエル板は小腸の内側にあり、繊毛が少なく平らになっている部分です。

腸に病原体が入ってくると、パイエル板の表面にある粘液でおおわれた細胞が反応し、病原体をパイエル板のなかに取り込んで、免疫細胞に引き渡してやっつけてくれます。

さらにパイエル板は、病原体をブロックする抗体を多くつくり出す場所でもあります。

このパイエル板は腸内に多数存在しており、まさに腸は免疫システムの集合体なのです。

アレルギーは免疫システムの乱れです。
近年の研究で、乳酸菌がこの免疫システムを調節してくれることが分かりました。

花粉症対策は様々ですが、その一つとしてサプリメントの活用をご検討ください。

花粉症対策に人気のあるサプリメント

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もともと私たちには、トラブルの原因物質を跳ね返すバリア機能が備わっています。 “司令官”と”戦士”たちが互いにバランスを取りながらバリア機能をコントロールしているのですが、生活習慣や環境などによって戦士の力が弱まるとバランスが崩壊。 バリア機能も低下するため、刺激に対して過剰に反応しやすくなってしまいます。

人気商品には「乳酸菌」を配合したものが多いようです。
① アレルライトハイパー(日清食品)はリフレクト乳酸菌(T-21株)、
② 酒蔵の乳酸菌 米のしずく(菊正宗)はライスパワー乳酸菌 LK117、
③ アレルナイトプラス(オリエンタルバイオ)は植物性ラクトバチルス乳酸菌、
④ まもり高める乳酸菌(ハウス)は乳酸菌L-137、そして、
⑤ アレルケアはL-92乳酸菌を、
それぞれ配合しています。

乳酸菌はプロバイオティクスであり、腸内細菌叢のバランスを改善し、身体によい作用をもたらします。

抗生物質は菌を殺して身体を守りますが、プロバイオティクスは身体によい菌を増やすことで健康を守ります。

 

生きたまま腸まで辿り着いた乳酸菌が、そこで乳酸などの代謝産物を産生する?
そして、この産生物が我々にとって有益な健康効果をもたらす?

 

有益な健康効果をもたらすのは生きて腸に辿り着いた乳酸菌の代謝産物だから、
当然、花粉症対策サプリに配合されている乳酸菌は、
生きたまま腸まで届いている?
ところが、
腸内細菌研究の第一人者である光岡博士は、
「摂取した乳酸菌は腸内には定着しない」と言います。

すなわち、
腸内細菌研究の第一人者である光岡氏らの研究によれば、
乳酸菌は胃酸などで死滅させられるため、
ほとんど生きて腸まで到達しません。

さらに、
生きて到達することができた菌も、
先住民である善玉菌に阻まれて、
定着することはできません。
勿論、腸内で増えることもできません。

 

乳酸菌の摂取により、腸内のビフィズス菌が増えウェルシュ菌や大腸菌などの有害菌が減少して腸内菌叢のバランスが改善されます。

これにより、糞便水分含量が増加し、糞便の色調などが改善され便秘の予防につながり、その結果、糞便中の腐敗性生成物も減少することが明らかにされています。

つまり、乳酸菌を摂取すると、摂取している期間中は糞便から摂取菌が検出され、摂取後は検出されなくなります。

よく広告では『この乳酸菌は生きたまま腸に届き、健康によい効果がある』と述べられ、「摂取した乳酸菌が腸内で増殖する」ような印象を与えますが、これは誤りです。

乳酸菌が生きたまま腸に届いたときは、
生きたまま腸内細菌叢を通過するのであって、腸内で増殖するのではありません。
摂取を止めると摂取した乳酸菌はすべて糞便とともに排泄されてしまいます。

それでも、乳酸菌などのプロバイオテクスは、人体に良い影響を与えます。

乳酸菌は腸内環境を整えるだけでなく、以下のような嬉しい効果をもたらします。
・免疫力強化
・花粉症予防
・アレルギー症状改善
・肌荒れ改善

すなわち、乳酸菌には「花粉症予防効果」があります。
ただし、乳酸菌は薬ではなく食品ですから、すぐに効果を発揮するものではありません。
最低でも2週間は同じ種類の菌をとり続けてください。

確かに、乳酸菌は花粉症対策に有効ですが、あなたは乳酸菌だけで十分ですか?

乳酸菌に関連する機能性食品は、プロバイオティクスとプレバイオティクスおよびバイオジェニックスの3つに分類することができます。

これらの中で、
プロバイオティクスとプレバイオティクスは、主に腸内フローラを改善することにより、さまざまな保険効果を示すとされています。

プロバイオティクスは生きた微生物ですから、生きて腸内に到達しなければ、効果を発揮できません。

なお、死菌も善玉菌の餌になるので有用とされますが、これはプレバイオティクスと同様であり、プレバイオティクス的効果といえます。

これに対して、バイオジェニックスは、
「体全体に直接作用し、腸内の免疫機能(腸管免疫)を刺激したり、コレステロール・血糖・血圧を安定させたりして生活習慣病や老化を防止する食品成分の総称」であり、

「死菌を含めた乳酸菌の菌体成分が腸管免疫を刺激することで生体活性を促し、腸内フローラにも好影響を与える」ことになり、
一度に高濃度の菌を摂取すると腸管免疫を直接刺激するので、より大きな効果を期待できます。

生菌を多く取ろうとすると、ヨーグルトや乳酸菌飲料の大量摂取が必要ですが、
バイオジェニックスの発想により「死菌でも構わない」とすると、
長期間発酵させた乳酸菌生成物を加熱処理し、錠剤などにすることも可能です。
そうすれば「兆」を超える単位の菌が簡単に摂取できるようになります。
これが乳酸菌生産物質なのです。

サプリメントにすれば、体調が悪いときや病気の予後に使えるようになるでしょう。

すなわち、体外で作られた乳酸菌生産物質および乳酸菌の死菌が、
プロバイオティクス以上の効果を奏することが判明し、
とりわけ「乳酸菌生産物質」が注目されております。

 

プロバイオティクスから始まった日本の機能性食品の研究は、
バイオジェニックスへとたどり着いたことで、
新たな段階へ突入しております。
乳酸菌生産物質として評価の高い天然美通をお勧めいたします。

天然美通は、厳選した大豆を選び抜かれた乳酸菌を用いて2年以上もの時間をかけて発酵・熟成させることにより製造された乳酸菌生産物質です。

この乳酸菌生産物質によれば、直接的にあるいは間接的(腸内フローラを介して)に、免疫力をアップさせることができます。

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